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ふくやま美術館「生誕120年 東郷青児展 抒情と美の秘密」 9月3日まで開催中  日付 2017年8月3日

本展は、鹿児島県出身の洋画家・東郷青児(1897-1978)の生誕120年を記念する回顧展です。
前衛画家としてその初期にイタリア未来派とも深く関わり、大正・昭和の美術をリードして大衆に親しまれた東郷は、青山学院在学中からすでに画才を発揮しました。音楽家の山田耕筰、画家の有島生馬らの知遇を受けて、1916(大正5)年、第3回二科展に《パラソルさせる女》を初出品、二科賞を受賞し華々しくデビューを飾り、1921(大正10)年フランスへ渡り、ピカソなどとも交流しました。そして、約7年間の滞欧後、帰国した東郷は、《超現実派の散歩》などシュルレアリスム風の作品を制作しましたが、その後、甘美で幻想的な女性像を描いた、いわゆる「青児美人」を確立して大衆の人気を博しました。
本展では、1920年代から1950年代までの作品を中心に、彼が30~50歳代に何を志向し、どのような活動をしたのか、制作において何を成そうとしたのかなど、人気を博した女性像にいたる表現プロセスを探るものです。藤田嗣治(1886-1968)と競作した百貨店の壁画《山の幸》、二科展出品以降初お披露目となる《扇》をはじめとする作品約60点の他、装丁本やデザイン資料など、およそ時代ごとに4章に分けて展示いたします。
当館では、2002年に開催した「東郷青児展 大正・昭和のモダニスト」からおよそ15年振り2度目の回顧展となります。1930年代以降、広く知られた「美人画」の形成過程をじっくりとご堪能いただけたらと思います。
詳細は、展覧会ホームページへ http://togoseiji120th.jp

会  期:2017年7月8日(土)~ 9月3日(日)
休 館 日:月曜日 *7/17(月・祝)、8/14(月)は開館、7/18日(火)は休館
開館時間:9:30~17:00 *8/25(金)、8/26(土)、9/1(金)、9/2(土)は19:00まで開館
観 覧 料:一般 1,000円(800円) 高校生以下無料 *(  ) 内は前売りまたは20名以上の団体料金

※前売り券は、ふくやま美術館ミュージアムショップ、JR福山駅観光案内所などで2017年7月7日(金)まで販売。
※前売り券販売所は、ふくやま美術館ホームページまたはふくやま美術館にお問い合わせください。
主  催:(公財)ふくやま芸術文化振興財団 ふくやま美術館、福山市、産経新聞社、中国新聞備後本社
後  援:公益社団法人二科会
特別協力:損保ジャパン日本興亜

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日    時  8月25日(金)、9月1日(金)
各日17:30~18:30
場  所 ふくやま美術館1階企画展示室 ※特別展観覧券が必要
講  師  当館学芸員
詳細は、展覧会ホームページへhttp://togoseiji120th.jp

(ふくやま美術館ホームページより転載)

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